2018年12月30日日曜日

古い話 3

蔵王温泉スキー場のサイトによると、山頂はマイナス13℃、天候は吹雪。
蔵王ロープウェイ山頂線が交走式だった頃、ゴンドラに放送が流れることがあった。「本日、地蔵山頂駅の気温はマイナス20℃、風速15メートル、体感温度はマイナス30℃、天候は吹雪、視界は5メートルとなっております。ザンゲ坂を滑走する方は、十分な装備をご準備の上、パーティを組んで滑走してください。」ほぼ南極並みと言うことだ、ヒートテックはおろかフリースさえもない時代、十分な装備と言えば、冬山登山の装備になってしまう。そんなものは用意しているはずはなく、天気が悪そうな時は、スキーウェアの下にセーターを重ねる程度、首周りにネックウオーマー代わりにタオルを巻きつける。山頂駅について外を伺うと、放送通りの吹雪、命の危険を感じるほど。出ようか戻ろうか逡巡する。スキーヤーズベッド泊まりの単独スキーでは、パーティを組めと言われても相手がいない。山頂駅には似たような輩が結構いる。声をかけて即席パーティを組むのは簡単だが、相手の技量が自分より上だと迷惑がかかるし、最悪置いてけぼり、逆に初めてザンゲ坂を下るよう相手なら、こっちが危なくなってしまう。パーティを組むなら、しっかり話をしなければならない。結局、あきらめて下りのゴンドラに乗ることが半分位あった。
最近はそんな案内は聞いたことがない。温暖化でそこまで厳しい天候になることがなくなったのか、スキーコースの整備が昔より行き届いているのか。
そんな吹雪の時でもユートピアあたりまで下れば、風は弱くなる。但し視界は回復しない、ザンゲ坂、樹氷原は、ホワイトアウトでもとにかく下ればと降りてくるが、 黒姫、ユートピア、100万人の分岐あたりでどこが上やら下やら方向を見失う。真っ白な視界を透かして、人影を見つけ尋ねると、「自分達も迷っている」と答えが返ることが多かった。最後は検討をつけて滑り降りるのだが、アストリアが見えれば大正解。間違えても、黒姫あたり、(大森は確かまだ無かったかと思うが)たまに気が付いたら横倉の壁の上だったと言う話を聞いたが、私自身は無い。
ホワイトアウトの100万人ゲレンデは、滑っているか、宙を飛んでいるかわからない、新雪の上、妙な浮遊感だったことを覚えている。
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祝!全面開場 蔵王温泉スキー場 でも コタンは・・・

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 寒波襲来!のおかげで蔵王温泉スキー場の全てのゲレンデが滑走可(コタン以外は)となりました。
動いていないリフトは2本のみ、1つはダイヤモンド第1ペア、スカイケーブル中央高原駅から、辛みそラーメンのレストハウスダイヤモンドに至る緩斜面の左端を上るリフト。運行情報が「ー」となっている。今シーズンは動かさない予定か。ダイヤモンドバレーには3つのゲレンデがある。その真ん中にダイヤモンド第2リフトがあり、第2リフトの乗り場へはすべてのゲレンデから、降り場からもすべてのゲレンデに滑り込むことが出来る。このリフトが動かなくても影響は無い。(※12/31追記 今日改めてゲレンデガイドをみたら、ダイヤモンド第1ペアが消えていた。廃止かもしれない。)
もう一つのパラダイス第3は重要。コタンゲレンデを滑るためにはこのリフトしかない。
コタンゲレンデはパラダイスの横、ザンゲ坂の下にある長さは400メートル、標高差100メートル程度の初中級向けのゲレンデ、広大な蔵王では他にいくらでも滑るゲレンデはある、けれど重要な意味がある。蔵王の向かって左半分(上の台、中央ゲレンデ方面)から、右半分(ユートピア、横倉)また 山頂、ザンゲ坂、樹氷原コースへ行く場合、中央ゲレンデ上部から、片貝トリプル沿いを滑り降り、パラダイスペアリフトに乗らなければならない、片貝を降り切ってから、パラダイスペアの降り場までが、蔵王最大の難所、傾斜が無い、無いどころか後半は緩い登りになる、片貝トリプルリフト乗り場手前から、パラダイスペアリフト乗り場まで約300メートル、スケーティングまたは歩くしかない。
パラダイスペア乗り場へ必死のスケーティング後ろはコタンへ登るパラダイス第3ペア
 他にも、パラダイスペアリフト降り場からユートピア第2ペアまでの間とか、大平コースの中間付近とか傾斜が緩い場所はあるが、直前の傾斜で玉子になって直滑降するとかでしのげない事はない。しかしここだけはどうにもならない。(今年軽量の板靴を買った時も真っ先にここのスケーティングのことが浮かんだ)この300メートル、特に後半、登りの苦行を救ってくれるのが唯一コタンゲレンデだ、片貝トリプル乗り場の先50メートルのパラダイス第3ペアに乗り、コタンゲレンデの左側の初心者コースから涸沢の壁の下を経由してパラダイスペア乗り場へ滑り込める。これで一番きつい後半のだらだら登りを回避できる。但し、コタンのメインコースを気持ちよく降りてしまうと、元の木阿弥、またパラダイス第3を上る羽目になる。左、左と唱えながらパラダイスペアリフト乗り場を目指す。コタンゲレンデは風の真向かいになるらしく雪付きが悪い、雪が少なかった2016年、2017年シーズンは最後まで滑走が出来なかった。パラダイス第3ペアの運行情報は、ダイヤモンド第1の「-」ではなく赤字で「運転見合わせ」となっている。雪さえ十分なら、リフトが動くと言うことなのか、今回の寒波がコタンにもたっぷり雪を積もらせてくれますように。

2018年12月28日金曜日

カメラをどう携帯すれば・・

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 行方不明になっていた蔵王の写真を発見、2017年1月、暖冬で樹氷の成長は今一つですが
2016年1月 地蔵山頂駅からトドマツヒュッテを望む(手前はメンテナンス用のフニテル)
素人カメラマンでも、蔵王が助けてくれる。
樹氷原(但し成長中)
 写真を撮るためには、カメラが必要だ。デジカメの画素数が如何に多くなっても一眼レフには及ばない。
地蔵山山頂
 だが一眼レフは大きい、レンズも135mmは必要だ。
ザンゲ坂から樹氷原コースを望む
 肩からカメラバッグを下げては滑れない、リュック(デイパック?)に入れて背負えばリフトの背もたれにぶつかるし、取りたい景色を見つけても取り出すのが大変。この時も結局、首から下げてウエストポーチのベルトで押さえながら樹氷原を降りた。カメラバッグサイズの前抱えのリュックはないものかとネットを探したが見つからなかった。ふと、「登山、一眼レフ」で検索をしてみた。するとカメラホルスターとか、ショルダーストラップなるものが見つかった。登山はメジャー、スキーはマイナーなのかとしばし落胆。滑れること、濡れること、値段、年末までに届くことを考慮しショルダーストラップと防水カバーを購入。さて、どんな塩梅になるか・・・


2018年12月27日木曜日

蔵王は・・・・

来週末には蔵王だ。年末も、正月も眼中に無い。もっとも、大晦日の22時から未明、元日の夕方から深夜、2日は9時から20時まで客先に詰めての仕事では正月気分は無理。山形市内に泊まる1月5日、ほっとなる横丁か山形長屋酒場あたりで正月を満喫しようと思っている。

ところで、どら割「ウインターパス」を予約した。
「2018/12/07~2019/04/08のうち連続する最大3日間、首都圏・新潟・北陸・仙台の各発着エリアからウィンタースポーツが盛んな湯沢・沼田・白馬・志賀・菅平・那須・猪苗代・安比など、さまざまな目的地エリアへの1往復分の通行料金がお得になります。雪国へ行くなら、高速道路で!」と言うもの、高速料金が安くなるならと予約したのだが、なんと蔵王の文字がない!!猪苗代があり安比があるのに蔵王がない。実際、首都圏から東北のコースは二本松まで、蔵王へ行くためには一旦二本松で高速を降り乗りしないと割引にならない、帰りも同様、二本松で高速乗り直し。NEXCOさん、なんで蔵王を無視するの!、せっかく東北中央道もできるのに・・・・・・、きっと中央道が山形上山まで開通する来シーズンは・・・・蔵王もちゃんとまぜてもらえますよね・・・
恨みつらみはさておき、どら割「ウインターパス」で練馬から関越、圏央道経由で二本松までの往復が8500円になる、南陽高畠⇔練馬で計算しても(往路は休日、復路は平日)12960円が「ウインターパス」を使えば10460円になり、2500円の割引。もし往復とも平日なら割引額は5000円を超える。しかし往復休日だと、1000円しか得しない。どら割のHPにも割高となる場合がございます。」と書いてある。面倒くさいヨ、NEXCOさん、これじゃあ、スキーに行きたいけど仕事に捕まって中々行けずに、計画ばかり延々と考えているような、情けない奴しか予約しませんよ。
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古い話 2

蔵王も、だいぶ開いてきた。年末年始に仕事を抱えている今年は、降ったら降ったで落ち着かず、降らなければ不安になる。ライブカメラを横目で見ながら仕事をする日々。
蔵王で、まだ滑走不可となっているのは、大森、竜山、コタン、ハーネンカム、明日から強力な寒波が来るらしいので、正月には全面OPENになるだろう。新年5日には、ユートピアの巨大な樹氷が見れると嬉しい。

今はどこのスキー場でも、リフトはペアリフトが殆どで、フード付きのクアッドも珍しく無い。蔵王でも黒姫、大森がクアッド(クアトロ)、片貝がトリプル、残りはペア、唯一上の台の温泉第3だけがシングル。たまに温泉第3のシングルに乗ると懐かしくなる。スキーにまだ慣れないころは、必死でしがみついていた。少し慣れてきた頃に、手袋を外し煙草を吸った。その後、不謹慎さは更に増し、一服の後、オールドのポケット瓶で暖を取ったりもしていた。次はフラスコ(スキットル)を買ってウイスキーを入れて来ようとか、生意気なことも考えていた。(当然ライターはzipou) 今では、リフトで一服しフラスコでウイスキーを煽っていたら多分ただでは済まないだろう。(1発退場?)前のチェアで一服されたら、煙草を吸わなくなった私が真っ先に通報するに違いない。シングルリフトより、全く見なくなったのはロープトウ、蔵王にも大昔はあった気がするのだけれど何処に有ったかさっぱり思い出せない。100万人ゲレンデの上の方だったか、ロープトウに引きずられて吹き溜まりに嵌った覚えがある。
昔、定宿だった蔵王観光ホテルでは、朝、握りこぶしのほどの大きさの握り飯を2つ、作って渡してくれた。それをナップザックに入れ、ザンゲ坂から100万人まで2往復ほど滑ると握り飯はカチンカチンに凍り付き、トドマツヒュッテのストーブで焼いて食べた。
今でも健在トドマツヒュッテ
その頃蔵王温泉の宿には、5時には宿に戻り、無事を告げるよう張り紙がしてあった。宿泊客が戻らない時には、捜索の雪上車が昇っていく。宿の夕食が終わると、ナイターが始まる。ナイターは上の台、ロマンスリフトと呼ばれる温泉第一ペアリフトだけが動く。おりからスキーブームでナイターも結構混む。必ず2名で乗車するようにアナウンスされる。かわいい女の子との相席を期待して、ぐるぐると上の台を滑った。
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2018年12月11日火曜日

なんでSANGORO?

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 蔵王もOPEN、かぐら、丸沼、竜王、夏油も開いた。初すべりは蔵王と決めていても、なんとも落ち着かない。あちこちのライブカメラを、仕事の合間に眺めている。東京から近い富士パラも始まっている。・・・・・
快晴の中のSANGORO

蔵王に行けば、SANGOROへ行く。予約が取れればSAGOROに泊まる、宿泊できない時も昼食とかCOFFEEとか。SANGOROを好む訳はなんだろう。
シングルの部屋がある、一人でも予約が可能。
B&B(ベッド&ブレックファスト)、夕食は別料金で選択、居酒屋メニューもある
朝一のファーストトラック(新雪に最初のシュプールを刻める)
SANGORO ファーストトラック
早朝のファーストトラック
但し、ファーストトラック以外は、山形市内のビジネスホテルに泊まっても可能だ。
もちろん、スイスの山小屋のような建物、内装、暖炉、薪ストーブ、も大きな魅力。
一番大きな魅力は、それら全てが、日常から隔絶された雪の山中にあることだと思う。
中央ゲレンデ 鳥兜山頂駅からSANGOROを望む
SANGOROが建っている場所は、中央高原の小さな盆地の底、蔵王温泉へ下るには、高鳥コースを降りるにも。大平コースにしても、スカイケーブル、中央ロープウェイにしても一旦リフトなどで登らなければならない。当然、SANNGOROから蔵王温泉も山形市内も見えない。冬、SANGOROへ行くにはロープウェイで登り雪上車に迎えに来てもらうか、自ら、ゲレンデを滑り降りるかしかない。中央ロープウェイで蔵王温泉から登り、鳥兜山頂駅から見下ろすと中央ゲレンデ越しに、霧氷の森に囲まれた三角屋根が見える。
送迎のランクル雪上車


迎えに登ってきた、ランクル雪上車が、ゲレンデと森の間を抜けて三角の大屋根まで連れて行く。中へ入れば、直径1mを超える丸太の柱があり、薪が燃える、暖炉とストーブ。部屋にもロビーにもテレビは無い。リフトとロープウェイが止まれば、交通手段はスノーモビルと雪上車のみ、宿泊する者は、風呂に入り、食べ、飲み、語るまたは読む。自分を追い立てる時間もここまでは来ない。少なくとも明日の朝日が昇るまでは。
薪ストーブの前で (但し、Wi-Fiは飛んでいる)
もしSANGOROが蔵王温泉の一角にあったとしても、いい宿ではあるだろうが、日常のくびきから逃れることはできないだろう。

2018年12月10日月曜日

祝 OPEN 

蔵王温泉スキー場が本日OPEN、滑走可能なゲレンデは中央ゲレンデのみ、稼働しているリフトは中央第一とスカイケーブルから中央ゲレンデへ行くための見返りリフトのみ、毎年OPEN時はこんな感じだ。
昼頃、中央ゲレンデのライブカメラを覗くと、雪とガスで白く曇る中ゴマ粒のように人影が見えた。
午後4時半にまたライブカメラを見る、SANGOROの三角屋根にオレンジのライトが点灯し白い黄昏の中に浮かびあがっていた。蔵王の冬が始まった。
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2018年12月9日日曜日

タイヤ交換 チェーン規制

待望の雪が降った。昼までに中央高原で30㎝の積雪、これから14日まで天気予報に雪だるまマークが付いている。やっと、スキーシーズンが始まる。
午後から、タイヤの交換をした。車に装備されているパンタグラフジャッキで1本ずつ交換した、トレッドの小石を除去したりと、丁寧にやっていたら1時間半ほどかかった。毎年、通りかかった近所の人から、「自分で交換するの?」と声をかけられる。自宅近くに雪が降り、急いで交換するわけではない。スキーへ行くことを頭に浮かべながらの作業で、スキーヤーのアドベントの儀式の一つである、人任せにする必要はない。冬タイヤに履き替えた車を眺めて悦に入っている。最近のスタッドレスは優秀で音も振動も夏タイヤと変わらない。年に3,4か月夏タイヤを休ませ冬タイヤを使用するほう良いと思っている。最も、音も振動も気にならないスタッドレスは効きもそれなりと青森でプロドライバーをしている息子に言われた。
ところで、道交法関連の省令が改正になり大雪の時には、たとえスタッドレスを履いていたとしてもチェーン装着が必須となる。以前から車には、クラシカルなラダーチェーンが載せてある。実は、スタッドレスタイヤの購入を嫁から反対されていた、理由は、置き場所がない、使う頻度が少ない。下手に刺激して、スキーそのものに’いちゃもん’をつけられては嫌なので、昨年車を新しくするまでチェーンを使用していた。嫁をスキーに連れていき、チェーン装着時の騒音、乗り心地を体験させやっとスタッドレスが購入できたのである。
以前の車と、今の車とタイヤサイズが変わらないので、チェーンは今もそのまま載せている。スキー場近くでもチェーンをつけているのは除雪車とバス位で、乗用車は天然記念物並みである。チャリチャリ音をさせながら走っていると人が振り返る。
しかし、スタッドレスではどうにもならない場所は結構ある。蔵王でも、上の台、ジュピア直下の上り坂はアイスバーンをスタッドレスが磨きをかけるため、厳冬期には立ち往生する車が後を絶たない。ホテルの送迎バスも、難所の手前までと言われることも多い。そんな時でもチェーンなら上る。チェーン装着が唯一誇らしくなる場所だ。

チェーン規制には、賛否があるようだが、冬タイヤの交換をしているだけで、珍しがられる今、普通?の人がチェーンの装着が出来るのだろうか、雪の路上で。

追)上記の難所は、今年から電熱線を埋め込んだ消雪道路になるらしい。
追の追)ジュピア直下は消雪道路なっておりませんでした。m(_ _)m
    電熱線が埋まっていたのはpub聖和から上の難所の部分でした。
    今回、スタッドレスで行きました。嵌りました・・・
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2018年12月8日土曜日

アドベント

シュトレーン(ストーレン)を焼いた。シュトレーンとはドイツ(西ヨーロッパ)のクリスマス菓子、木の実とラム酒漬けのレーズン,ドライフルーツ等がたっぷり入った重い焼き菓子である。クリスマス菓子と言ってもクリスマスに食べるだけではない。
クリスマスの一か月ほど前に作り、アドベント(待誕節(たいたんせつ)キリストの生誕を待ち望む期間)の日曜日ごとに薄く切り食べる。クリスマスへの期待が日に日に膨らむように、日が経つほどに熟成して美味しくなる。
アドベンドの期間にはクリスマスマーケットが開かれる。クリスマスの飾りや様々な物を売る屋台、飲み物、食べ物を売る屋台、更にはメリーゴーランドや観覧車なども設置され。冬の長い夜の楽しみとなっている。日本でも最近あちこちでクリスマスマーケットが開かれている。
スキーへ出かけられる日を待ち望む今の時期は、スキーヤーのアドベントだ。
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東北中央自動車道

東北中央自動車道が建設されている。福島県の相馬市を起点として、常磐自動車道から分岐し、福島市飯坂付近で東北自動車道と交差、米沢、南陽高畠、上山、山形市を経て秋田県横手市に至り。秋田道につながる。現在はルートが途切れ途切れに完成し、今年度福島市の飯坂から上山間で最後まで残っていた部分が完成する。これで、東京と蔵王の間が約30キロ短くなり、更に高速道路のインターが蔵王温泉の直下となるため、所要時間は30分以上短縮される。

今まで高速道路主体で東京から蔵王温泉に向かう場合、東北自動車道を仙台方向に走り、仙台の手前、村田ジャンクションから山形道へ、山形蔵王インターをおり更に19㎞は知らねばならなかった。最寄りの山形上山インターが開通すれば、蔵王温泉まで12㎞、東京方面からの距離全体が短縮する上に、最後の雪の山登りが3分の2になるのは大きい。

蔵王温泉に再び行くようになり、一人の時は新幹線とかバスが多いが、家族など同行者がいる時は車になる。以前から距離と高速料金の節約の為、福島市と米沢市の間、栗子峠の道路状況が悪くない時には、福島市飯坂の大笹生インターで東北自動車道を降り、建設中の東北中央自動車道沿いの一般道を走っていた。そこに新たな高速ができる事を知ったのは、一般道を走りながら見た工事現場の看板からだった。
その一般道は国道13号線と言う名前のほかに、「万世大路」と言う立派な名前がある。まるで中国の都市にあるような道路名だが、道路標識にも書かれている正式な名前である。かつて、この道路が建設され開通の折、行幸された明治天皇が授けた由緒ある名前とWikipediaに書いてあった。この道にはもう一つ楽しみがあって、大笹生インターから万世大路まではフルーツラインと呼ばれていて両側は果樹園が多い、初すべりのころはリンゴの収穫期の終わり頃で、道沿いの土産物屋に大玉のリンゴが並ぶ、土産物屋のリンゴも美味しいが、リンゴについてはとんでもない穴場がある。フルーツラインが万世大路とぶつかる交差点の手前50メートル程の右側に、一見、倉庫か自動車修理工場かのような建物がある。が、実は果物問屋。通りがかりに見ると、折り畳みの事務机のうえにリンゴが置かれいて、コピー用紙に手書きの値札が張られている。余りのそっけなさに車を止めるのも躊躇するが、前回立ち寄った時には、リンゴ5㎏1袋が500円だった。これまたそっけないビニール袋の中には、真っ赤な大玉のサンフジが7,8個入っていた。蔵王の宿で、夕食後に切ってみると蜜がしっかり入っていた。帰りにも立ち寄り、3袋は買おうと思ったが、夕方5時に通った時はもう閉まっていた。いつも販売している雰囲気ではないので、見つけたらラッキーなのだろう。
東北中央自動車道が開通するのは嬉しいが、わざわざ降りてリンゴを買うかどうか悩みが増える。
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2018年12月6日木曜日

古い話 1

遠い昔、若かりし学生の頃夜行列車で蔵王へ行った。学年末の試験が終わった後、青果市場で荷下ろしのアルバイトを1か月、もらったバイト代を握りしめて蔵王に行った。可能な限り長居する魂胆だ。東京を22時頃出発し、山形駅に早朝到着する。それからバスに乗り、蔵王温泉まで1時間弱。その頃は雪も多かったのか、蔵王へ行くのがいつも2月初旬頃だったからなのか、市内を抜けると1m近くの積雪で、山道を登り始めるころには、ガードレールも埋まって見えなくなっていた。蔵王温泉の中も道路の消雪設備などは無く、蔵王温泉全体が雪に埋まり、雪の間から温泉の湯気が立ち昇っていた。遠くまで来たと言う思いがつのった。
定宿としていたのが蔵王観光ホテル、そこにスキーヤーズベッドがあった。大部屋に、2段ベッドが並べられている。真ん中には煙突がついたごつい石油ストーブが据えられていて、置かれたパイプ椅子にスキーウェアが干されていたりする。値段は1泊2食付きで、2500円程度だったかと記憶している。9時過ぎ頃宿につくと、フロントで部屋とベッドの番号を告げられる。狭い廊下を通り、階段を上りまた下りさらに廊下その奥にスキーヤーズベッドのある大部屋がある。雪の無い季節に訪れたことがなく建物の外観は知らない。雪にすっぽりと埋まった宿は、増築の繰り返しでまるで狸か何かの巣穴の様だった。大部屋の障子を開ける。ストーブの前に2人ほどの先客がパイプ椅子に座って話をしている。私が部屋に入ると、踵を返してこちらを見た、二人ともジャージの上に宿のどてらを羽織っている。「こんにちは」と挨拶をすると会釈を返してくれた。教えられた番号のベッドを見つけ荷物を置き着替えを始める。廊下の窓の外は真っ白、空はどんよりと曇り時折雪が舞っている。2月の蔵王で青空を見る回数は少ない。晴れたのは一週間に1日程度だったと記憶している。朝晴れ渡り、地蔵岳の山頂が見えた日も昼前にはガスがかかり、午後に吹雪くことも多い、いそいそと支度をしていると、どてらの片方が小声で「初日だから」というのが聞こえた。何を話しているかは、承知している。先客も私と同様、何日も雪山に籠りたくてここにいる。到着後、何日かすれば、天気と、自分好みのコンディションを選ぶようになる。どんな天気だろうが飛び出していくのは、最初の2、3日、それと蔵王を降りる前日だ。この蔵王観光ホテルはその後、火災で焼失してしまった。1983年2月 吹雪の深夜だった。犠牲となった人も11人と多く、大きなニュースとなった。その頃、私は社会人となり、スキーからは離れていた。テレビで火災を知り、増築を重ね迷路のようになっていた廊下を思い出し、さもありなんと思いつつ、喪失感を覚えた。犠牲となられた方には、同宿の思い出を添えて冥福をお祈りしたい。その後、蔵王観光ホテルは再建されず、その場所に蔵王プラザホテルが建っている。
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2018年12月5日水曜日

軽量化 ???

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 ほぼ最軽量の、スキー板、スキーブーツは手に入れた。これで今シーズンは満足できるスキーシーズンになる。と、足の下は軽くなったが、足の上も気になってきた。最高のスキーシーズンを過ごすためには、足の上も何とかせねば。
今年の春、油断して体重が76㎏になってしまった。慌ててダイエットを始めたが、夏頃72㎏まで絞ったところで面倒くさくなり、今は74㎏。理想は65㎏だけれど、せめて70㎏は切らないと道具とのバランスはとれないだろう。軽くなった財布にも申し訳が立たない。
道具を3㎏軽量化するために、約110000円の出費となった訳だから、1㎏あたり約35000円。松坂牛A5ランクの値段に等しい。もし、65㎏となれば1㎏10000円で黒毛和牛なみ、70㎏を下回れば米沢牛程度となる。悔いの無いシーズンの為、せめて、蔵王に近い米沢牛程度までは頑張ることにした。
以下の制限、ノルマを課すことにした。
1つ ラーメン禁止
 (今度食べるのはダイヤモンドゲレンデの辛みそラーメン)
 1つ 間食禁止
 (甘いものは稲花餅(いがもち)まで我慢)
 1つ エレベータ、エスカレータ禁止
 (リフトに乗るまでは自分の足を使え!)

今、仕事場はビルの13階、階段の段数を数えたら264段あった。
朝1回、昼食後1回加えて、トイレは1階を使用することにして、午前中1回午後1回、合計1056段‥‥  

2018年12月4日火曜日

軽量化 ブーツ

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 軽量の板は手に入れた。板が軽くなったのだから、ブーツは変えずに、1シーズンその効果を確認すれば良い、が そう大人らしくなれない。軽量化されたブーツが気になってしょうがない。
しかし、ブーツには大きな問題が付きまとう。私の足は、純日本的な幅広、普段の革靴も3Eでは収まらず、4E、5Eである。サイズは26㎝ワイズ265mmから270mm、スキーブーツのラストだと100mm以上となる。今のスキーブーツはゲンファクトリーのBUMPS7。スキーを再開して間もなく、レンタルの靴は辛くて、スポーツショップを探し回り見つけた。その時も、K2、HEAD、SALOMON、ROSSIGNOLなどいろいろ試した。が、足に合う合わないよりも前に足が入らないものも多かった。(幅広の足がブーツの足首を通過できない)その頃ゲンファクトリーは知らなかった。店員さんが出してくれたブーツに足を入れた瞬間これしかないと思った。このブーツに出会わなければ今これ程スキーを滑っていたかどうか。ところが、そのゲンファクトリーが今年3月倒産してしまった。ブーツの耐用年数として推奨されているのは5年、お世話になった我がブーツも、パワーベルトのネームには大きなひび割れがある。今のところシェルに損傷は見当たらないから、あと2,3シーズンは使えそうだが、どのみち他のメーカーのブーツに変えなければならない。
インターネットでブーツ、幅広、軽量と検索してみた。軽量化はブーツでも進んでいる、尚且つ、幅広も。幅広の方は、幅広足対応というよりは、1日履きっぱなしでも苦しくないブーツが目的で、レジャースキーヤー向けということらしい、板の軽量化もその一環。何にしても、ラスト100mm以上のブーツが複数あるのはありがたい。ただ実際に、我が純日本風の足が無事に収まるかは履いてみなければ判らない。一番ラストが広いSALOMONをターゲットとした。
11月初旬、仕事帰りお茶の水のヴィクトリア本店に立ち寄った。ここなら、殆どのブーツの現物がある筈、今の時期ならサイズも揃っているだろう。店員さんに、ブーツを探していると伝えると、足のサイズとラストを計ってくれた、サイズは26㎝、ラストは「広いですね」とだけ言われた。「どんなものがいいですか」と聞かれたので、「幅が広くて、なるべく軽いもの 、SALOMONが良いかと思っている」と答えた。SALOMONのブーツを持って来てくれた。足を入れてみると窮屈さはない、持ち上げてみると軽く感じる。重さは片方1760gだそうだ。値札にも重量の表記がある、やはり軽量が最近のトレンドなのだろう。「他にも、ラストが広くて、軽いブーツがあります」と店員さんがブーツを2足持ってきた。アトミックとHEADだ。アトミックを履いてみると窮屈だ、ラストは96mmだった。「これが今年の最軽量です。」と店員が言ったHEADを履いてみた。足が驚く、薄めのシエルが、足首から下を包み込み全体でキューッと締める。当たるところも隙間も感じない。ラストは100mmでSALOMONよりは狭い。しかし感触はこちらのほうが良い。例えると、高価なマッサージ機のフットマッサージ部分か、上手なマッサージ師の仕上げのような感触、足が「これを買え!」と言った。値段は。アトミックが39000円、SALOMONが44000円、HEADが58000円。足に合うものが見つからなければ、今シーズンはBUMPSを使おうと思っていたのだが。店員さんには、あらかじめ「今日は、検討の為の足合わせ」と言っておいたので 、お礼を言って店を後にした。
10日ほど逡巡した。インターネットで探すと、HEADの同じモデルが5000円余りは安い、しかし、ブーツは滑ったあとに、当たる場所が出てくることがある。調整が必要となることを考えると、実店舗が良い。11月半ばヴィクトリアでHEADを買った。
持ち帰って、重量を計った、片方で1640gだった、BUMPSは2300g、両足で1320g軽くなった。
一つ気になることは、買ったHEADのスキーブーツをインターネットのスポーツショップサイトで探しても、そのモデルが見つからないことがたまにあることだ。
よく見るとレディースに分類されていたりする。メーカーのカタログを確認すると、確かに、For MENS&LADYSとなっている。しかし、設定されているサイズは25.5㎝~27.5㎝ラストは98mm~102mm、女性のサイズにしては大きいのでは… ひょっとして、金髪のお姉さんは幅広足?



2018年12月3日月曜日

軽量化 板

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 以前からスキー板もブーツも重いと思っていた。滑っている時はさほど感じないが、移動中ブーツを入れたザックが背中にのしかかる、担いだ板が肩に食い込む。昼食どき、ブーツで登る階段が辛い。SANGOROの入り口にはスリッパが用意してある、ブーツを脱いで食事が出来る。食事の後、履こうとして持ちあげたブーツはずっしりと重い。
 インターネットで軽量スキーと検索した。スキー道具が重いと感じているのは自分だけではないことが判った。

スキー板

調べて見ると、昨年辺りから色々なメーカーが軽量化に取り組み始めているようだ。最軽量スキー板と検索すると、OGASAKA、FISCHER ,ROSSIGNOL、ELANの名前が出てきた。ELANは以前から軽そうに思えて、嫁と娘の板は両方ともELANを選んだ。
(実は一度嫁のELANで滑って、軽い板の感触を確かめようかと思っていた。)
ネットの情報で、軽いと言う板は 長さ160㎝金具付きで片方2350g程度らしかった。ちなみに、今使っている板(アトミック ノマド 165㎝)を計ってみたら3300gだった。
この板も5シーズン目となる。 欲しがりの虫が疼きだす。しかし、最新モデルだと中級対象でも10万円前後はするだろう。簡単には手が出ない。 ネット検索を始めた。すると、最軽量と掲載されていた板を見つけた。OGASAKAのUNTY SS-2、新品だが前年モデル、値段は53000円、去年の定価は97200円、長さは今の板と同じ165㎝。20分、ウロウロと歩き回った末、ポチッと注文。
スキーを始めた若い頃は、華やかなヨーロッパのメーカーに気をひかれ、最初に買った板はROSSIGNOLのストラ-トと言う板だった。最近(スキーに再デビューしてから)は、OGASAKAの板を欲しいと思っていた、しかし、他のメーカーに比べ、OGASAKAはディスカウントされる頻度は少ない。160~165㎝の手頃な長さにはディスカウントでは中々出会えない。その後インターネットを検索していてもこれより安い値段がついているのは見つかっていない。今回の衝動買い、値段の点では正解だったらしい。
その後、ブーツのソール長などの確認メールをやり取りして2週間ほどで届いた。早速、重量を計ってみると2500g、最軽量スキー板のサイトに載っていた記事より5㎝長い分重かった。今までの板に比較して、両足で1600g軽くなった。

2018年12月2日日曜日

初すべり

今シーズンは蔵王で?

10月になると、そわそわ。あちこちのサイトを見たり、天気予報やらをなんやらを見始める。早く滑りたくて10月の半ばイエティに行ったこともある。幅15メートル足らずの砕いた氷で作ったゲレンデで滑った。目の前で、スノボのにーちゃんにグラトリをやられて、慌てて避けたら砂利の上だった。おろしたてのアトミックのソールに20センチの傷を作ってしまった。(# ゚Д゚)
12月初め、開いたばかりの和田小屋に泊まり、かぐらで滑った時はゴンドラの下は草、乗り継ぎはスキーを担いで歩いた。下半分しか開いてない丸沼、黒沢しか滑れない鹿島槍…
去年は、12月の大雪後の蔵王へ行った。雪は十分だった。いや十分以上。但し中央ゲレンデ以外は未圧雪。1日、中央ゲレンデで滑り、未圧雪の大平コースを滑り降りた。SANGOROのファーストトラックで降りるコース、文字通り「朝飯前」のルートだが、12月に大雪で積もった新雪は水を含んで重くターンも儘ならなかった。緩斜面では、膝まで埋まりラッセルをしながら下山。体力を使い果たした。
今年は、仕事が年始まで続く、初すべりは全面OPENした後の蔵王にすることにした。

SANGORO

そう決めて、SANGOROの空きを確認した。年末年始、シーズン中の土曜日は既に一杯、
家族で泊まれるツインは1月6日の日曜日に1部屋のみ。シングルも残りわずか。
自分もスキーシーズンの予定が早めに決められる年には、8月頃予約をしている。
年々、SANGOROの人気が高まるのは嬉しいが、シーズン中の3連休に泊まろうとしたら、前シーズンが終了する前に予約しなければならなくなりそうだ。
年末年始の代休が取れるだろうと、6日のツインを予約した。

スケジュール 

確保したSANGOROの予約をメインに初すべりスケジュールの算段を始める。
嫁に話したら、「また蔵王?、娘と行けば、私は友達と何処か遊びにいく!」と
そっけない。「年に一度くらいは、揃ってスキーに行こうよ。」と抵抗したが、
内心は、去年パラレルが出来るようになり、スキーに行きたい盛りの娘と二人旅
を覚悟していた。
と思わぬ所から助け船が、嫁の友達親子が蔵王に行きたいと嫁に言ってきた。
母親と小学生の娘、幸いSANGOROのシングルは空きがある。
SANGOROのベッドはセミダブル、添い寝ができる。
嫁もそれなら行くと言い出した。
車は去年7人乗りに変えたし、一緒に行けば出費も減る。

土曜日の宿

さて、確保できているのは日曜のSANGOROだけ、1泊2日では物足りないし交通費ももったいない。かといって2家族総勢5名、蔵王温泉のホテルを2部屋とるのは財布が痛い。ネットをあれこれ見ていると蔵王ライザのロッジを見つけた。
メゾネットタイプで1軒?(寝室2、リビング、キッチン)22000円、7人まで泊まれる。食事も付けられるが、台所がついているので、持ち込んで自炊もできる。これなら一人頭5000円を切る。とりあえず土曜日の予約をいれた。しかし、頭の片隅で何かが気になる。そう、蔵王温泉からの距離だ。ライザは蔵王温泉から13キロ、エコーラインを上る。山の中、当然コンビニなどないだろう。初日のスキーの後、食材を仕入れてライザへ行かねばならない。ライザには温泉は無いので、スキーの後、蔵王で温泉に入るかもしれない。ライザに向かうのは暗い夜道、ひょっとしたら吹雪のなかの可能性もある。翌日の宿泊はSANGORO、二日続けて雪のど真ん中では文句を言われそうだ。
2,3日して思い出したのが、山形市内のビジネスホテル。以前から、一人で蔵王に行く時は山形市内のビジネスホテルでの前泊がいいかと、と思っていた。
楽天とかには出てこないホテルもあるので、ありそうなビジネスホテルのサイトを探った。スキー以外でよくお世話になるコンフォートホテルが山形にもあった。なんと早割でシングル4350円朝食付き、ベッドはセミダブル、更に、お子様添い寝無料、添い寝のお子様も朝食付き!!シングル3部屋合計で13050円、場所は山形駅前、蔵王温泉からは40分あれば着くスキーの後温泉に入っても7時前にはチェックインできるだろう。夕食は山形料理が食べられる居酒屋へ行けば、きっと嫁たちも満足する筈だ。
早々に、ライザのロッジをキャンセルさせて頂いて、コンフォートホテルに予約をいれた。

かくして、総勢五人、5日早朝出発2泊3日の初すべり…

正月には……全面OPENしてるよね ・・・・・ じゅっきー君
※ スキーひとり旅 にも実際に歩いた情報があります、ご覧ください



2018-19 シーズンが始まる

今年は何日、蔵王に行けるか・・・

※ スキーひとり旅 にも実際に歩いた情報があります、ご覧ください
今日から師走、毎年のこと、スキーへ行く(蔵王へ行く?)準備と空想、
期待と不安の日々。
朝、仕事の机に座ると、パソコンが立ち上がる間に、スマホで中央高原のライブカメラ、
河童さんのブログ、Kasayanのお天気放談をチェックする。
暖冬とか、異常高温とか聞きたくもない言葉がテレビから流れているが、
それなりに季節は進み、中央高原は白い。
気象庁が日本の予報を如何に適格にしてくれようとも、気になるのは蔵王
それも、ゲレンデのみ・・・
中央高原、高鳥コース、ザンゲ坂、ユートピア、それに黒姫…
とりあえずソレだけ、いやユートピアからの連絡コースも必要か…
おととしの1月 上の台

今年のリフト券

蔵王温泉スキー場のリフト券は割引が少ないと言われている。
蔵王温泉に宿泊した時、宿からもらえる500円の割引それ以外は、
11月半ばに銀座のおいしい山形プラザで販売される、首都圏向け
優待割引券位だった。それが、なんと今年はSNOWNAVIで早割チケット
4000円で販売された。SNOWNAVIの努力か、蔵王索道協会の努力か
はたまた、何処かの誰かなのか、何れにしても一歩前進に敬意を表したい。
出来ればね、来年はもう少し長く販売して欲しい、11月30日までなんて
言わないで12月15日あたりまで、(どうせ、15日より前に全面OPENとか
しないでしょ…)
私は、今年も手に入れましたおいしい山形プラザで、優待券を3セット、
嫁と娘を言いくるめて、優待券の販売される週末に合わせて都心での買い物
をセッティング、わざわざ優待券の為銀座まで行くのは嫌がられるが、通り道
となれば是非もなし…3セットで 18000円、1日券で6日分(30000円分)なので
12000円得したことになる。