2018年12月4日火曜日

軽量化 ブーツ

※ スキーひとり旅 にも実際に歩いた情報があります、ご覧ください

 軽量の板は手に入れた。板が軽くなったのだから、ブーツは変えずに、1シーズンその効果を確認すれば良い、が そう大人らしくなれない。軽量化されたブーツが気になってしょうがない。
しかし、ブーツには大きな問題が付きまとう。私の足は、純日本的な幅広、普段の革靴も3Eでは収まらず、4E、5Eである。サイズは26㎝ワイズ265mmから270mm、スキーブーツのラストだと100mm以上となる。今のスキーブーツはゲンファクトリーのBUMPS7。スキーを再開して間もなく、レンタルの靴は辛くて、スポーツショップを探し回り見つけた。その時も、K2、HEAD、SALOMON、ROSSIGNOLなどいろいろ試した。が、足に合う合わないよりも前に足が入らないものも多かった。(幅広の足がブーツの足首を通過できない)その頃ゲンファクトリーは知らなかった。店員さんが出してくれたブーツに足を入れた瞬間これしかないと思った。このブーツに出会わなければ今これ程スキーを滑っていたかどうか。ところが、そのゲンファクトリーが今年3月倒産してしまった。ブーツの耐用年数として推奨されているのは5年、お世話になった我がブーツも、パワーベルトのネームには大きなひび割れがある。今のところシェルに損傷は見当たらないから、あと2,3シーズンは使えそうだが、どのみち他のメーカーのブーツに変えなければならない。
インターネットでブーツ、幅広、軽量と検索してみた。軽量化はブーツでも進んでいる、尚且つ、幅広も。幅広の方は、幅広足対応というよりは、1日履きっぱなしでも苦しくないブーツが目的で、レジャースキーヤー向けということらしい、板の軽量化もその一環。何にしても、ラスト100mm以上のブーツが複数あるのはありがたい。ただ実際に、我が純日本風の足が無事に収まるかは履いてみなければ判らない。一番ラストが広いSALOMONをターゲットとした。
11月初旬、仕事帰りお茶の水のヴィクトリア本店に立ち寄った。ここなら、殆どのブーツの現物がある筈、今の時期ならサイズも揃っているだろう。店員さんに、ブーツを探していると伝えると、足のサイズとラストを計ってくれた、サイズは26㎝、ラストは「広いですね」とだけ言われた。「どんなものがいいですか」と聞かれたので、「幅が広くて、なるべく軽いもの 、SALOMONが良いかと思っている」と答えた。SALOMONのブーツを持って来てくれた。足を入れてみると窮屈さはない、持ち上げてみると軽く感じる。重さは片方1760gだそうだ。値札にも重量の表記がある、やはり軽量が最近のトレンドなのだろう。「他にも、ラストが広くて、軽いブーツがあります」と店員さんがブーツを2足持ってきた。アトミックとHEADだ。アトミックを履いてみると窮屈だ、ラストは96mmだった。「これが今年の最軽量です。」と店員が言ったHEADを履いてみた。足が驚く、薄めのシエルが、足首から下を包み込み全体でキューッと締める。当たるところも隙間も感じない。ラストは100mmでSALOMONよりは狭い。しかし感触はこちらのほうが良い。例えると、高価なマッサージ機のフットマッサージ部分か、上手なマッサージ師の仕上げのような感触、足が「これを買え!」と言った。値段は。アトミックが39000円、SALOMONが44000円、HEADが58000円。足に合うものが見つからなければ、今シーズンはBUMPSを使おうと思っていたのだが。店員さんには、あらかじめ「今日は、検討の為の足合わせ」と言っておいたので 、お礼を言って店を後にした。
10日ほど逡巡した。インターネットで探すと、HEADの同じモデルが5000円余りは安い、しかし、ブーツは滑ったあとに、当たる場所が出てくることがある。調整が必要となることを考えると、実店舗が良い。11月半ばヴィクトリアでHEADを買った。
持ち帰って、重量を計った、片方で1640gだった、BUMPSは2300g、両足で1320g軽くなった。
一つ気になることは、買ったHEADのスキーブーツをインターネットのスポーツショップサイトで探しても、そのモデルが見つからないことがたまにあることだ。
よく見るとレディースに分類されていたりする。メーカーのカタログを確認すると、確かに、For MENS&LADYSとなっている。しかし、設定されているサイズは25.5㎝~27.5㎝ラストは98mm~102mm、女性のサイズにしては大きいのでは… ひょっとして、金髪のお姉さんは幅広足?



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