2018年12月27日木曜日

古い話 2

蔵王も、だいぶ開いてきた。年末年始に仕事を抱えている今年は、降ったら降ったで落ち着かず、降らなければ不安になる。ライブカメラを横目で見ながら仕事をする日々。
蔵王で、まだ滑走不可となっているのは、大森、竜山、コタン、ハーネンカム、明日から強力な寒波が来るらしいので、正月には全面OPENになるだろう。新年5日には、ユートピアの巨大な樹氷が見れると嬉しい。

今はどこのスキー場でも、リフトはペアリフトが殆どで、フード付きのクアッドも珍しく無い。蔵王でも黒姫、大森がクアッド(クアトロ)、片貝がトリプル、残りはペア、唯一上の台の温泉第3だけがシングル。たまに温泉第3のシングルに乗ると懐かしくなる。スキーにまだ慣れないころは、必死でしがみついていた。少し慣れてきた頃に、手袋を外し煙草を吸った。その後、不謹慎さは更に増し、一服の後、オールドのポケット瓶で暖を取ったりもしていた。次はフラスコ(スキットル)を買ってウイスキーを入れて来ようとか、生意気なことも考えていた。(当然ライターはzipou) 今では、リフトで一服しフラスコでウイスキーを煽っていたら多分ただでは済まないだろう。(1発退場?)前のチェアで一服されたら、煙草を吸わなくなった私が真っ先に通報するに違いない。シングルリフトより、全く見なくなったのはロープトウ、蔵王にも大昔はあった気がするのだけれど何処に有ったかさっぱり思い出せない。100万人ゲレンデの上の方だったか、ロープトウに引きずられて吹き溜まりに嵌った覚えがある。
昔、定宿だった蔵王観光ホテルでは、朝、握りこぶしのほどの大きさの握り飯を2つ、作って渡してくれた。それをナップザックに入れ、ザンゲ坂から100万人まで2往復ほど滑ると握り飯はカチンカチンに凍り付き、トドマツヒュッテのストーブで焼いて食べた。
今でも健在トドマツヒュッテ
その頃蔵王温泉の宿には、5時には宿に戻り、無事を告げるよう張り紙がしてあった。宿泊客が戻らない時には、捜索の雪上車が昇っていく。宿の夕食が終わると、ナイターが始まる。ナイターは上の台、ロマンスリフトと呼ばれる温泉第一ペアリフトだけが動く。おりからスキーブームでナイターも結構混む。必ず2名で乗車するようにアナウンスされる。かわいい女の子との相席を期待して、ぐるぐると上の台を滑った。
※ スキーひとり旅 にも最近の情報があります、ご覧ください


0 件のコメント:

コメントを投稿