2016年1月10日日曜日

スキー旅行(山形蔵王) 蔵王についた!

※ スキーひとり旅 にも実際に歩いた情報があります、ご覧ください

 

 12月29日(火) 蔵王温泉に着いた


路線バスが到着した蔵王温泉バスターミナルは、ちょっとした駅と同じぐらいの規模の建物で、一階には大きな待合室、切符売り場がある、建物の中のターミナルからバスの乗り降りができる。









殆どの宿では、路線バスで蔵王温泉に来た場合、バスターミナルまで、送迎車で迎えに来てくれる。

待合室のベンチで、ストーブにあたっていると10分程で、今日泊まる松金屋ANNEXの車が迎えに来てくれた。






車で5分程で松金屋アネックスへ到着、駐車場は雪に覆われているが、その厚さは20センチ程、例年ならば、積雪が1mを越えることも珍しくない。その為、入り口は普通の建物なら2階の位置にある。松金屋は地上3階、地下1階、その地下1階は雪の無い時は、地上に出ている。つまり雪が積もらない地域の建物では4階建てということになる。階段を登って、フロントのある1階へ行くことになる。
しかし、階段を登りづらい人の為に、地下1階(地上の位置)にも出入り口が設けてあり、1階へのエレベーターが設置している。
階段を登りたくないのは、年寄りだけではない。スキーブーツを履いたスキーヤーも同様なので助かる。
松金屋  ロビー
フロントでチェックインを済ませた。
まだ朝の8時前、部屋に入れるのは午後になる。宅急便で送った荷物と、着替えの場所を尋ねると、宅急便置き場へ案内され、
「東館のホールが荷物置き場になっています、着替えはそのホールの隣の大浴場でどうぞ」と言われた。
ホールは100㎡余りの広さで、か、5,6家族がスキーの大荷物を広げても、十分な広さがある。
余裕を持って準備をすることが出来た。


蔵王温泉スキー場は横にも広い、温泉街に隣接するゲレンデも横倉、中森、上ノ台と3箇所あり、各々ロープウェイ、ゴンドラの始発駅になっている。横倉ゲレンデは、蔵王ロープウェイの山麓駅があり、樹氷高原駅で乗り継いで、地蔵山山頂駅へ繋がっている。
中森ゲレンデは、蔵王中央ロープウェイの蔵王温泉駅、中央ゲレンデの鳥兜山頂駅へ行ける。
上ノ台ゲレンデからは、蔵王スカイケーブルが、ダイヤモンドゲレンデ、高鳥コース、中央ゲレンデ下部に近い、中央高原駅へ運んでくれる。
山麓駅を出発した蔵王ロープウェイ、奥に見えるのは、中央ロープウェイ鳥兜山頂駅


松金屋3階の部屋の窓から見た横倉ゲレンデ

上ノ台⇒中森の移動はリフトを登りサンライズゲレンデ経由で可能だが、それ以外の3ゲレンデの間の移動は、一旦中腹のパラダイス、ユートピア、中央ゲレンデまで登らなければならない。
その為、宿泊施設ではゲレンデまでの送迎車を運行している。玄関を出たら即ゲレンデの宿でも、他のゲレンデまで送り迎えをしてくれる。
松金屋は、横倉ゲレンデなら徒歩で7,8分、中森ゲレンデでも12,3分の距離しかないが、雪道でしかもスキーブーツを履いているときは有難い。

上ノ台の蔵王ベースセンタージュピア、向こう側がゲレンデ
本日の目的地は上ノ台ゲレンデの蔵王ベースセンタージュピア、ここに蔵王スキー学校の受付がある。蔵王温泉スキー場には、スキースクールが6校ある。
今回は、嫁と娘がリフトの乗り降りを出来るようになって欲しい、特に嫁は前回(一昨年、草津国際スキー場)一日のスクールを午前中だけで棄権している。一番規模が大きく、初心者が集まりそうなスクールなら何とかしてくれるのではと思い、蔵王スキー学校を選んだ。

松金屋の送迎バスで、上ノ台ゲレンデへ送ってもらった。
ジュピアから見た坂
上ノ台ゲレンデは、松金屋からは一番距離がある、徒歩では30分程かかるだろう。
ここで、ちょっとしたトラブル、ジュピア直前の上り坂のS字カーブが、ガッチリ凍り付いて、スタッドレスを履いた車でも登らない、登れるのは4WDか、チェーン装着車のみ。仕方なく、ジュピアの手前50メートルで送迎バスを降りた。
スキーブーツを履き、スキー板を抱えての50mの上り坂、しかもアイスバーン、
ここで嫁が「もう嫌、スキーはやらない」と言い出すのではないかとヒヤヒヤした。
かと言って、3人分の道具を担ぐ余裕は私にも無い。
精一杯、励まして、何とかジュピアについた。
スクールの申し込み、リフト券の購入、嫁と娘の装備の点検を済ませたら、もうスクールの開始時刻だ。

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