チーメブランケラーギ⇒テスタグリージア間は、支柱が1本もありません。距離2.15㎞、高低差650mを一気に引き上げます。その為か、テスタグリージアの鉄塔は岩山に斜めに突き刺さっています。
テスタグリージアからトロッケナーシュテークへ、テオドール氷河の上を滑ります。トロッケナーシュテークにはICE-berがありました。
快晴のアルプス、最高のシチュエーション
ホットチョコレート+ブランデー ホイップクリームトッピングマッタ―ホルンに乾杯!
温まった心と体で、クルージング。マッターホルンの膝元で暫く遊びます。フルクへの急斜面の始まりからは、ツェルマットが見えます。時刻は午後2時、ツェルマットにもたっぷりの太陽が届いています。
トロッケナーシュテークからフルクの谷の手前をリフトで4,5回クルーズして午後3時を回りました。フルクの谷底に降りて、ツェルマットへ帰ります。
フルクの谷から見上げるマッターホルンが一番美しい。
フルクの谷底は森林限界すぐ上です。林間コースでフーリへと続いています。フーリのゴンドラ駅でツェルマットへ戻る手段を探します。順当なのは、ツェルマットのゴンドラ駅まで下りのゴンドラに乗るか、林間コースをたどって滑り降りるかですが。ツェルマットのゴンドラ駅からホテルまではシャトルバスか徒歩になります。グリーンラインのシャトルバスは18:00が最終で、午後は1時間に1本なので最悪徒歩になりそうです。1㎞強の距離とは言え、さんざん滑った後に、スキーを担いで歩きたくはありません。そこで、思いついたのはフーリからゴンドラで、ゴルナーグラート鉄道のリッフェルベルク駅へ登り、ゴルナーグラート鉄道でツェルマットへ降りる経路です。ゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅からホテルまでは30m、電車ならば、ゆっくりと座って帰れそうです。
リッフェルベルク駅で10分程待つと、下りの電車が来ました。時刻は午後4時、空は明るいですが影は大分伸びてきました。電車は座れる程度の込み具合で、快適にホテルまで帰ることが出来ました。ホテルで、装備を乾燥室に収め、着替えて向かったのは、昨日の酒屋です。スキーの後のビールと焼きたてのソーセージ、言うまでもなく染み渡ります。