ゴルナーグラート(Gornergrat)は、南にゴルナー氷河を見渡す尾根、最高点はクルムホテルの裏手にある展望台で標高は3,130m。ゴルナーグラート駅に、スキー板を置いて、クルムホテルの横を登り展望台へ行った。クルムホテルの上にある銀色のドームは天体観測所、今でも観測が行われている。城にドームの姿は、「ハウルの動く城」を連想させる。クルムホテルのエントランス、奥には小さな聖堂がある。クルムホテルの横を歩く、ゴルナーグラートの展望台が見えてきた。360度を見渡せる石垣があるだけで、何の施設も無い、まさに展望台。レストランのテラス席開店の準備を始めている。展望台から見た、マッターホルンとクルムホテル。
旅とスキーと蔵王、あとはその時々に 車だったり、猫だったり、 計画を立て、情報を集め、溜まった情報と、行って見たことをつらつらと徒然に。 慣れ親しんだ山形蔵王の情報発信も致します。
2024年11月17日日曜日
憧れのツェルマット、(16) ゴルナーグラート鉄道
午前7時52分、ゴルナーグラート鉄道ツェルマット駅のホーム。ツェルマットスキーエリアの全ての移動手段は8時が開始時間と決められている。ゴルナーグラート鉄道も例外ではなく、午前8時以前に発車する電車にスキー、スノボの道具を持ちこむことは禁じられている。
電車のテーブルには、スキーエリアのイラスト、太い赤線がゴルナーグラート鉄道。ツェルマットからゴルナーグラート山頂まで、9.24㎞、標高差1400mを走る。徐々に斜面は険しくなり、アプトギアの音高く、林の中を進む。
電車は更に登り、スネガとゴルナーグラートを隔てる谷を跨ぐフィンデルバッハ鉄橋を渡る。氷河の向こうで4,000m級の名峰たちが朝焼けに染まっている。暖かい電車の中で、スキーウェアを解き、車窓からアルプスの朝焼けを見る。至福の時。森林限界を超えた、遮るものがなくなり、マッタ―ホルンが全容を現す。昨日の滑走をたどる、左からマッターホルン直下の谷へ滑り降り、谷沿いから林間コース、フーリへ向かった。マッターホルンの左直下の谷に一の字にマッタ―ホルンエクスプレスのフルク駅が見える。森林限界を超えたゴルナーグラート鉄道は、リッフェルボーデンとリッフェルベルクの間のくぼ地のぞき込みながら、右に大きく回り込み、ゴルナーグラートのメインエリアの台地へと上がる。
リッフェルベルク駅に着いた。時刻は8時25分、気温-5℃、天気は昨日に続いて快晴、今日も最高のコンデイション。
ラベル:
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ツェルマット
場所:
スイス 〒3920 ツェルマット
2024年11月12日火曜日
憧れのツェルマット、(15) ICE-Barそしてマッターホルンの直下を滑る
チーメブランケラーギ⇒テスタグリージア間は、支柱が1本もありません。距離2.15㎞、高低差650mを一気に引き上げます。その為か、テスタグリージアの鉄塔は岩山に斜めに突き刺さっています。
テスタグリージアからトロッケナーシュテークへ、テオドール氷河の上を滑ります。トロッケナーシュテークにはICE-berがありました。
快晴のアルプス、最高のシチュエーション
ホットチョコレート+ブランデー ホイップクリームトッピングマッタ―ホルンに乾杯!
温まった心と体で、クルージング。マッターホルンの膝元で暫く遊びます。フルクへの急斜面の始まりからは、ツェルマットが見えます。時刻は午後2時、ツェルマットにもたっぷりの太陽が届いています。
トロッケナーシュテークからフルクの谷の手前をリフトで4,5回クルーズして午後3時を回りました。フルクの谷底に降りて、ツェルマットへ帰ります。
フルクの谷から見上げるマッターホルンが一番美しい。
フルクの谷底は森林限界すぐ上です。林間コースでフーリへと続いています。フーリのゴンドラ駅でツェルマットへ戻る手段を探します。順当なのは、ツェルマットのゴンドラ駅まで下りのゴンドラに乗るか、林間コースをたどって滑り降りるかですが。ツェルマットのゴンドラ駅からホテルまではシャトルバスか徒歩になります。グリーンラインのシャトルバスは18:00が最終で、午後は1時間に1本なので最悪徒歩になりそうです。1㎞強の距離とは言え、さんざん滑った後に、スキーを担いで歩きたくはありません。そこで、思いついたのはフーリからゴンドラで、ゴルナーグラート鉄道のリッフェルベルク駅へ登り、ゴルナーグラート鉄道でツェルマットへ降りる経路です。ゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅からホテルまでは30m、電車ならば、ゆっくりと座って帰れそうです。
リッフェルベルク駅で10分程待つと、下りの電車が来ました。時刻は午後4時、空は明るいですが影は大分伸びてきました。電車は座れる程度の込み具合で、快適にホテルまで帰ることが出来ました。ホテルで、装備を乾燥室に収め、着替えて向かったのは、昨日の酒屋です。スキーの後のビールと焼きたてのソーセージ、言うまでもなく染み渡ります。
2024年11月11日月曜日
憧れのツェルマット、(14) チェルビニア(イタリア)へダウンヒル
コースは、整備されまっ平少々の急傾斜でも、恐怖は感じません。
イタリアとスイスの分岐点、テオドール峠へ向かって滑ります。
テオドール峠に建つ、左チェルビニア(イタリア)右トロッケナーシュテーク(スイス)の道標、奥はテスタグリージア
ターンを切らずに滑ればそのままでダウンヒルコース、誰でもこんなコースを滑れるなら、アルペンスキーになかなか日本人が勝てない理由が理解できます。
マッターホルンもイタリアでは名前を変えてチェルビーノです。ツェルマットから見るマッターホルンと同じ山とは思えない山容です。チェルビーノの手前直下がPLAN MAISON チェルビニアから、テスタグリージア、テオドール峠方面へのゴンドラの中継地です。
白銀のうねりを何度も越えて、チェルビニアが見えてきました。標高2,050m森林限界にあるスキーリゾートです。
ホテルが立ち並ぶ、チェルビニアの町が大きく見えてきたら
最後の斜面です。
FINE PISTA(ピステは終わり) イタリアです。
PLAN MAISONへ登るゴンドラ駅に着きました。
イタリア側のスキーエリア案内版、コース、ゴンドラ全てグリーンが点灯、最高のコンディションです。マッターホルングレイシャーパラダイスから標高差1,770m、距離10kmのダウンヒルでした。
チェルビニアで、PIZZAを昼食にしようと考えていましたが、付近はホテルばかりで食事をとれそうな場所が見当たりません。PLAN MAISONの向こう側のコースを取ってチェルビニアのメインストリート近くへ降りなければいけなかったようです。スキー置いていけるような場所も無いので、PLAN MAISONへ登ることにしました。
PLAN MAISONはスイス側のフーリとかトロッケナーシュテークのような、ゴンドラの中継駅で、ホテルもあります。イタリアンカフェも。念願のPIZZAです。メニューで唯一読めたマルゲリータを注文しました。
マッターホルンもイタリアでは名前を変えてチェルビーノです。ツェルマットから見るマッターホルンと同じ山とは思えない山容です。チェルビーノの手前直下がPLAN MAISON チェルビニアから、テスタグリージア、テオドール峠方面へのゴンドラの中継地です。
白銀のうねりを何度も越えて、チェルビニアが見えてきました。標高2,050m森林限界にあるスキーリゾートです。
ホテルが立ち並ぶ、チェルビニアの町が大きく見えてきたら
最後の斜面です。
FINE PISTA(ピステは終わり) イタリアです。
PLAN MAISONへ登るゴンドラ駅に着きました。
イタリア側のスキーエリア案内版、コース、ゴンドラ全てグリーンが点灯、最高のコンディションです。マッターホルングレイシャーパラダイスから標高差1,770m、距離10kmのダウンヒルでした。
チェルビニアで、PIZZAを昼食にしようと考えていましたが、付近はホテルばかりで食事をとれそうな場所が見当たりません。PLAN MAISONの向こう側のコースを取ってチェルビニアのメインストリート近くへ降りなければいけなかったようです。スキー置いていけるような場所も無いので、PLAN MAISONへ登ることにしました。
PLAN MAISONはスイス側のフーリとかトロッケナーシュテークのような、ゴンドラの中継駅で、ホテルもあります。イタリアンカフェも。念願のPIZZAです。メニューで唯一読めたマルゲリータを注文しました。
レジで注文すると番号を書いた紙を渡されます。PIZZAが焼きあがるとその番号が呼ばれるのですが、イタリア語です。私が聞き取れそうな数字は 1(ウーノ)4(クワットロ)5(チンク)だけ、渡された紙は”68” 到底聞き取れそうもないので、テーブルにコーラとヘルメットを置いて、レジ横をウロウロ、何とか受け取れました。
初めてのイタリアのPIZZA、最高でないはずがありません。自分の足で国境を越え、
初めてのイタリアのPIZZA、最高でないはずがありません。自分の足で国境を越え、
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