2024年10月29日火曜日

憧れのツェルマット、(6) 出発 怒涛の・・・

 ※2019年の話です。コロナ、ウクライナ、円安、中東情勢、etc また行ける日がきて欲しい。世界が平和が一番だなぁ・・・・ (あと もうちょっと円高?)この頃は、中国系キャリーの安いヨーロッパ行き航空券がありました。今では10万円以下はありませんねぇ

出発の日となった。昨夜は妻と娘を羽田まで送った。


今日(12月26日)は私が成田を出発する。出向先の仕事納めは明日、自社の都合と言い訳をして今日の2時に退出すると伝えておいた。
荷物一式を積み込んだ車を、出向先近くの駐車場に止めた。午後になると、もう気が落ち着かない、年末の挨拶回りをして、2時前に出向先を後にした。車のナビを成田空港にセットして動き出した。ところが、ナビが自分の想像と違う道を指している。今にして思えば、ナビは正しかった。年末である、明日は仕事納め、混まないはずはない。渋滞を避ける道をナビは示していたのだ。しかし、浮足立っている私は、ナビを無視して都心経由の道を進んだ。成田空港まで、空いていれば1時間15分だが、倍の2時間半と見積もっていた。飛行機は21:15、スキー道具を預けるのに手間取ることも想定して、17:00に空港近くの民間駐車場を予約しておいた。早めに予約したので、12日間で4500円と格安だった。

車は神田橋で渋滞にはまった。時刻は16:00予定なら既に東関道を進み成田近くにいるはずの時間だった。


頭の中では、いざとなったら、民間駐車場の予約は捨てて、空港駐車場に止めよう、どんなに渋滞しても19:00に着かないことは無いだろうと考えていた。小一時間かかって箱崎を過ぎると、渋滞は無くなった。成田の高速出口を出たのは18:30、なんとか、予定通りの駐車場に車を預け、成田空港第一ターミナルに着いたのは、19:15だった。30分程チェックインの列に並んだ。荷物を預けようとすると、グランドスタッフから、オーバーサイズなので、大型手荷物検査場で預け入れるように言われた。搭乗券を受け取り、荷物をフロアの左奥にある大型手荷物検査場に運び、スキー一式とリュックを預けることが出来た。


保安検査、出国を済ませ、制限エリア内、クレジットカードの付帯サービスで入れるラウンジで、缶ビールを一気飲み。搭乗ゲート近くの椅子で呆けて搭乗を待つ。飛行機は定刻に成田を離陸し、日付が変わった0時40分北京首都空港に着いた。

北京首都空港でフランクフルト行きの搭乗待ち
トランジットゲートでの手続き、保安検査はスムーズに済んだ。次に乗るフランクフルト行きの搭乗ゲート近くの椅子に座り時間を見たら1時15分だった。フランクフルト便の離陸は2時20分、搭乗ゲート付近では、土産物店と軽食、雑貨の店が営業していた。深夜の空港で、買う物があるはずもない、椅子に座ったまま店に並ぶ中国のカップ麺を眺めていた。ここで初めて我に返る。北京まで来た、これからヨーロッパに向かう、90パーセントの喜びと10パーセントの不安が込み上げてきた。とにかく、旅は始まった。




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