※2019年の話です。コロナ、ウクライナ、円安、中東情勢、etc また行ける日がきて欲しい。世界が平和が一番だなぁ・・・・ (あと もうちょっと円高?)この頃は、中国系キャリーの安いヨーロッパ行き航空券がありました。今では10万円以下はありませんねぇ
日本から、チューリッヒ迄空路11時間、更にツェルマットまで鉄路4時間、重い、嵩張るスキー道具を持っていくのは容易ではない。もし、旅行に詳しい誰かに相談したなら、現地でのレンタルを勧められると思う。ツェルマットにもレンタルショップはある。しかし、憧れのツェルマットで滑るからこそ、自分のスキーで滑りたいとスキーヤーなら考えるのではないだろうか。それに、板、ブーツ、ストックをレンタルしたとしても、ウェア、ヘルメット、ゴーグル、グラブ等持っていくものは結構ある。普段、日本で使用しているもの1式であれば過不足が起きることも無い。覚悟を決めて、スキー道具一式担いでいくことにした。問題はそれが飛行機で運べるか。無料預入手荷物規定は、重量23kg、荷物の3辺の合計が158㎝となっている。今使っているスキー板は162㎝、板だけでオーバーしている。ネットで、航空会社のスポーツ用品のお預かり規定を見つけた。「自転車、スキー、サーフボード等はお預かり可能最大サイズ(3辺合計292㎝)以内で、個数および重量がお客様の搭乗クラスの無料預入手荷物規定内であれば無料でお預かりします。」とある。今回の飛行機の無料預入手荷物は、23kg以内が2個までとなっている。確認の為、日本からフランクフルトの中国国際航空とフランクフルトからチューリッヒまでのルフトハンザ航空へ電話を掛けた。中国国際航空では、規定が掲載されているwebページを示してやっと確認が取れた。ルフトハンザ航空は今更と言う風で、問題ないと即答された。(但し、機材によっては積めない場合がるので、確認は必須)
ネットでキャスター付きのオールインワンケースを買った。スキー、ストック、ブーツ、ウェア、小物類全て収まる。大きさは175㎝×31㎝×15㎝、道具を全て入れ重量を測ると約18kgだった。
もう一つの無料預入手荷物は、普段スキー用に使っているリュックにした。
これは同型の物、私が使用しているのはHEADのロゴが入っている。 |
容量が55リットルある大型で、内部が上下に仕切られており、下にブーツ、上にウェア、ヘルメット等が入れられる。蔵王の中腹にあるSANGOROに宿泊したときなど、チェックアウト後に、これを背負って降りてくる。今回は、スキー関連は全てオールインワンケースに収まるので、これは旅行に必要なものに充てる。リュックにしたのは理由がある。荷造りの確認をしていたら、妻に見つかった。妻曰く、「そんなもの持っていくの?私は絶対手伝わないからね!」、はなから手伝ってもらう気は無いが、普段の旅行と同じように、彼女たちの荷物に手が貸せるようにした方がよかろうと考えたのだ。リュックを背負い、片手でスキーケースを引っ張れば、片手は空く。開いた片手は、何かにつけ融通が利く。他に、機内持ち込み用にリュック、これはスキーブーツがぎりぎり入る大きさ、スキー場以外では、財布、パスポート他見の回り品を入れるが、スキー場で滑っている時はスノーシューズを入れ、移動中はスキーブーツを入れる。日本でも、広いスキー場なら、ゴンドラも複数あり移動も長い、スキーブーツを履いたまま移動するのは疲れるだけでなく危険。まして、ツェルマットは日本の比ではない。ゴンドラどころか、ゴルナーグラート鉄道やスネガのケーブルカーもある。
問題は、リュックの場合スーツケースのように施錠が出来ない。
そこで、ワイヤーロックとセキュリティワイヤーも用意した。
これは、スキー板、ストックを置いて食事をとる時にも役に立つ。
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