※2019年の話です。コロナ、ウクライナ、円安、中東情勢、etc また行ける日がきて欲しい。世界が平和が一番だなぁ・・・・ (あと もうちょっと円高?)
スキーをしていれば、一度は海外で滑ってみたいと誰でも思う。サンモリッツ、ツェルマット、インスブルック、ウィスラー…
テレビ、ユーチューブ…で映像を目にする度に、一度は行って見たい、死ぬまでには行けるだろうか、滑れるうちじゃないと意味がないなぁ、と思っていた。が!…
チャンスは突然降ってくる。
3年ほど前から、仕事絡みで香港に拠点がある旅行クラブに加入した。(名義は妻、妻の友人の紹介)会費が月額100ドルで安くはない。継続して加入していると、ポイントが溜まり、溜まったポイントに応じてツアーに参加できる。ポイントで行けるツアーには、ホテルと食事、現地でのイベントは付いてくるが、現地集合、現地解散、交通費は自腹だ。妻は昨年1度マレーシアのツアーに参加している。
8月の末頃、妻が「年末にパリのツアーがある、丁度ポイントも溜まったし行ってくるよ」と言った。12月26日から12月30日までの4泊5日、娘は冬休みに入るので連れて行くそうで、「ツアーは二人まで参加できる、用意されるホテルは部屋単位だから、食事代、イベント代を追加すればあなたも行けるよ。」と言うが。12月26日現地(パリ)集合なので、12月25日夜には出発しなければならない。今年は年末の曜日回りが良い年で、12月29日が日曜日、1月4日が土曜日なので、仕事納めは12月27日、仕事初めは1月6日何もしなくても9連休、それを2日前倒しするのはさすがに気が引ける。今まで、海外は仕事も含めて、東南アジア、東アジア、アメリカに行ったことがあるが、ヨーロッパにいったことは無い。行っては見たいが、見送ることにした。とりあえず、嫁と娘の航空券探しを始めた。12月25日夜羽田発、北京乗継、12月26日朝パリ着の航空券が7万円前後でヒットした。中国系だがLCCではない。「どうせパリまでいくなら、その後ヨーロッパのどこかによってくれば」と妻に言った。娘はロンドンに、妻はローマに行きたいらしい。パリ着パリ発でも、パリ着ローマ発でも航空券の値段は変わらなかった。
さて、残るは私の年末年始だ。初めに浮かんだのは、蔵王に籠ってスキー三昧、もしくは蔵王&東北スキー行脚だ。それもいいなと思ったが、1日当り宿泊に1万円、リフトに5千円、諸経費5千円、交通費等を含めれば9日で20万円では収まらない。そういえば、妻たちの航空券の行先のバリエーションにチューリッヒもあったのを思い出した。「ならばいっそスイスに行くか」夢が転がりだした。
到着時のホテルバーンホフ |
ツェルマットのホテルを安い順に検索すると、一番最初にホテルバーンホフと言うのが出てきた。1泊6500円ほど、但し大部屋のスキーヤーズベッドだ、スキーヤーズベッドなら日本で何度でも行っている、昔は日本のスキー場でも多くあり、貧乏学生の頃はスキーヤーズベッド以外使ったことが無い。場所もツェルマットの駅前(バーンホフ(ドイツ語)は駅前と言う意味だった。日本語にすれば駅前旅館?)で申し分ない。航空券7万円、リフト券(リフト、ロープウェイ、登山電車込みで)1日1万円、これなら4,5日スキーしても20万円程度に収まりそうだ。
妻に「パリのツアーに合わせて休みは取れないから、私はスキーに行くよ。スイスに」普段ならとても口に出せないことを口にして、思わずニタニタッしてしまった。妻は「エ~ッ!」何がエ~じゃと思ったら、「私もスイス行きたい!」と言い出した。今度はこちらが「エーソーナノッ」だ。「それじゃ娘が行きたいロンドンは?」、「娘はいいよ、行きたかったらそのうち自分で行くよ。」と言うことで、スケジュールは以下の通りと相成った。
12月25日 夜9時 妻娘 羽田空港発
12月26日 朝6時 妻娘 パリ、シャルルドゴール空港着 その後ツアー参加
12月26日 夜10時 私 成田空港発
12月27日 朝7時 私 チューリッヒ空港着 ツェルマットへ
12月28~29日 私 終日スキー!
12月30日 朝9時 妻娘 パリから列車で スイス、バーゼルへ
12月30日 朝8時 私 ツェルマットからベルン経由 バーゼルへ
(バーゼルで家族合流)
12月31日 ベルンに滞在して、ユングフラウヨッホ観光
1月1日 列車でローマへ
1月2~4日 ローマ、バチカン観光
1月5日 ローマ空港発
1月6日 成田空港着
※帰りと私の出発を成田空港にしたのは、空港と自宅の移動を車にしたかったから。長期間の駐車は成田が断然安い。
#ツェルマット,#スキー,#スイス
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