※2019年の話です。コロナ、ウクライナ、円安、中東情勢、etc また行ける日がきて欲しい。世界が平和が一番だなぁ・・・・
スイス国内の移動と、フランスからスイス、スイスからイタリアへの移動手段を手配しなければならない。
スイスは鉄道大国、高度3,454mのユングフラウヨッホまで登山電車で行ける。
パリからスイスはTGVで3時間半、スイスからローマはフレッチャロッサで7時間、今回は全て鉄道とした。
予定される移動は以下の通り
① チューリッヒ空港⇒ツェルマット(134CHF)、ツェルマット⇒バーゼル(126CHF)
⓶ パリ⇒バーゼル(200CHF)
③ バーゼル⇒ベルン(42CHF)、ベルン市内トラム&バス(1日)(26CHF)、
ベルン⇔ユングフラウ(290CHF)、
④ ベルン⇒ローマ(188CHF)
(①は私一人、⓶は妻と娘、③,④は家族3人の移動となる。つまり①は×1、⓶は×2、
③と④は×3となる)
かっこ内の数字は、正規(当日現地割引なし)の運賃(CHF=スイスフラン)
割引が無ければ 合計で2,294スイスフラン 日本円換算252,170円となる。
①と④については早期購入することで、ほぼ半額で購入できる。
スイス国内に向けては、トラベルパスとハーフフェアカードが販売されている。
トラベルパスは有効期間内は対象の鉄道等が無料となる、また対象外の登山鉄道などは25%割引となる、期間は連続した3日、4日、6日、8日、15日の何れか。3日間 244CHF
ハーフフェアカードは対象の鉄道等のチケットが50%OFFで買える。
いや、正しくは50%OFFのチケットで乗れるカードである。期間は1ヶ月、100CHF
ヨーロッパの駅には、改札が無い。利用客は、何のチェックもなく列車に乗る。
列車内では結構な頻度で検札が回ってくる。検札の時に、その列車に適応するチケットを
持っていないと、高額な罰金を徴収される。日本のように、その場で買うことはできない。
トラベルパスとハーフフェアカード共に付帯するサービスに、ファミリーカードの無料発行がある。ファミリーカードを持つ6歳~16歳の子供は、親と同行している時は全ての運賃が無料になる。
私は、ハーフフェアカードにした。決め手はユングフラウ鉄道、トラベルパスにはユングフラウ鉄道が含まれていない(25%の割引が適用される)、ハーフフェアカードでは50%OFFの対象となる。
ユング鉄道は非常に高額、片道1時間半弱のグリンデルワルト、ユングフラウヨッホの往復が228CHF、何の割引も無ければ、私と妻、14歳の娘で 570CHFとなる。
トラベルカードでは 私と妻で342CHF 娘はファミリーカードで無料。
ハーフフェアカードなら 私と妻で228フラン、娘はファミリーカードで無料。
ハーフフェアカードがトラベルカードより100フラン以上安くなる。
更にハーフフェアカードはセイバーディパスなどの格安チケットに対しても適用される。
実際の購入金額は以下の通りでした。※は適用した割引です。
① チューリッヒ空港⇒ツェルマット(セイバーデイパス 29CHF)、
ツェルマット⇒バーゼル(セイバーデイパス 29CHF)※ ハーフフェアカード
⓶ パリ⇒バーゼル(100CHF) ※ 早割
③ バーゼル⇒ベルン(10CHF) ※ ハーフフェアカード
ベルン市内(0CHF)※ ベルン市内宿泊者はトラム、バスの無料券がもらえる
ベルン⇔ユングフラウ(145)※ハーフフェアカード
④ ベルン⇒ローマ(98CHF) ※ 早割
合計 832スイスフラン にハーフウェイパス 100スイスフランを二人分加えて
総合計 1,032スイスフラン 日本円 113,520円
仮に3日間のトラベルパスとした場合
① チューリッヒ空港⇒ツェルマット(0CHF)、
ツェルマット⇒バーゼル(0CHF)
⓶ パリ⇒バーゼル(100CHF) ※ 早割
③ バーゼル⇒ベルン(0CHF) ※ ハーフフェアカード
ベルン市内(0CHF)
ベルン⇔ユングフラウ(171CHF)
④ ベルン⇒ローマ(98CHF) ※ 早割
合計 836スイスフラン にトラベルパス3日間 244CHFを二人分加えて
総合計 1,324スイスフラン 日本円 145,640円
手配が全て、スイス鉄道のモバイルアプリで出来ます。時刻表の検索、料金の表示、購入、もちろん半額パスの購入も決済はクレジットになります。フランス~スイス~イタリア(多分ドイツ、オーストリアも)アプリがカバーしています。
一部情報ではスイス鉄道のモバイルアプリで日本のクレジットでは決済できないことがあると書かれていますが、AMEXでは問題ありませんでした。